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防災

首都高は大地震が起こっても大丈夫なのか。
首都高速道路の構造物は、建設当初から常にその時代の最先端の耐震技術を取り入れた設計を行い地震時の安全性に配慮してきましたが、阪神・淡路大震災時の道路構造物の深刻な被害に鑑み、既存の橋脚の耐震補強や地盤の流動化対策などにもこの間積極的に取り組んできました。

さらに、大地震発生時に首都高速道路に期待される緊急輸送路としての役割もきちんと果たすため、落橋防止構造の更なる強化や橋桁と橋脚を接続する部品(支承)の免震化などの耐震性をさらに向上させる工事にも着実に取り組んでおり、地震時安全性の一層の充実を図りつつあります。
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首都高の構造物が老朽化しているというが、どのくらい持つのか。
道路などの構造物は、耐久性に配慮して建設し、適切な維持管理をすれば、半永久的に使用できるとされています。例えば、石やモルタル等で造られたローマ時代の構造物やわが国の木造寺院などが挙げられますし、近代の構造物でも、世界最初の鉄橋であるアイアンブリッジ(英国)は200年以上を経過した今も健在です。

首都高速道路の構造物も、現在の設計基準では、ほぼ100年間大きな変状が生じないように設計しており、適切な維持管理により、半永久的に利用できると考えています。

しかし、首都高速道路は、
・ 湾岸線、都心環状線、中央環状線のように1日10万台を遥かに超え大型車が40%近くを占めるような過酷な交通下にある路線も多いこと
・ 過去に建設された橋梁には、技術的な限界や経済的な制約により、現在の基準に照らすと十分な設計がなされていないものもあること

から、比較的短い期間でも変状・損傷が生じている部分があります。また、首都高速道路の構造物の約4割は完成後30年以上が経過していますが、損傷の数は年月の経過につれて増えつつあり、維持管理に要する費用も増加傾向にあります。

管理コストを削減しつつ、これらの問題に適切に対処するため、点検の合理化や補修の効率化などさまざまな取り組みを行うとともに、大規模な改修による対応も視野に入れた検討も行い、構造物の老齢化に対応した安全性の確保に努めています。
首都高にのっているとき、もしも大地震が起きたらどうすればいいのか。
首都高でクルマを運転しているときに、大地震が起こったら、突然パンクしたときのようにクルマが激しく左右にゆれ、ハンドルをとられるような感じになります。そんなときには、決してあわてずに下記の(1)~(2)にしたがって行動してください。
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首都高速道路の構造物や附属施設の安全性確保にどのように取り組んでいるか。
首都高速道路の構造物や附属施設の安全確保のため、点検を日常的に行って異状を速やかに発見するとともに、損傷箇所は随時補修しています。また、これら点検・補修の実施状況を確認するための報告会を定期的に行っています。

一方、事故防止、安全性確保には、当社全社員が首都高を維持管理する者としての安全意識を十分に認識することが不可欠であるため、現場において点検技術向上のための各種研修を繰り返し実施しています。特に、毎年5月から6月の間の1ヶ月間を「首都高速施設安全月間」と定め、安全に関わる年間標語の設定、交通管理部門と保全部門との意見交換等の活動を行っています。

この月間中には、特に首都高ウォッチング(首都高速道路施設特別点検)として、お客様の代表である首都高速道路モニターおよび建設工学専攻の大学生の方々に、社員とともに道路施設の特別点検を実施して頂き、ご意見、ご指摘を頂いており業務改善に役立てています。

今後とも、首都高速道路の安全性確保するため、点検・補修を的確に行っていくとともに、「首都高速施設安全週間」等の諸活動を通して、道路管理者として安全確保の意識を向上、徹底させる考えです。

【参考】首都高ウォッチングの実施状況(平成21年度)
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